アイアンマン:エクストリミス (MARVEL)

アイアンマン:エクストリミス (MARVEL)


9/10

これまた概要だけ知っている話でしたが、
かなり濃密に社長の内面を描写していて、
時間を忘れて読みふけっていました。
エクストリミスというもので、社長がアーマーと結合し、
戦闘能力を向上させるというくらいの認識でした。
だから、ここまで社長が思い悩み、
アイアンマンの在り方などについて考え抜く。
そんなストーリーになるとは思わず、
なおかつさらりとオリジンが塗り替えられていて(昔はベトナム戦争でした)、
非常に興味深いストーリーでした。


この時期の社長は、研究に没頭するあまり社長業がおろそかになっています。
それについて、役員会で苦言を呈されるくらいには。
この辺りは、件名にある彼の考えと、
社長業と、研究の成功と失敗が上手くバランス取れてなかったのかと。
物語のラストでは、この辺りに整合性をつけたので、
今後はよくなっていくと思うのですが、
アベンジャーズで経営不振になってたりするので、前途多難ですかね(笑)。


このエクストリミスを下地に、アイアンマン3が作られているというなら、
かなり期待大といった所でしょうか。