このデザインの武蔵が、せがわ先生の物語に登場したのは、
山風短２剣鬼喇嘛仏が初出なのですが、
初見の時はあんまりカッコ良くないなぁと、それほどいい印象を持ちませんでした。
ですが、後半の下りで武蔵の人柄が分かるにつれ、
色々面白い人でこのデザインもありだな、と思うに至りました。
そして、魔界転生が漫画化。待望の話です。
そして、魔人と化した武蔵が登場。
ああ……このために。
このために、人であった時の武蔵があったのだと。
文句なく、凄みがあり、かっこいい。
でも、私は言い切れる。いや、心の底から断言してもいい。
宮本武蔵は、人であったときの方が、数倍カッコ良かった。
力が増えたとしても、無念があったとしても、
あなたは人でいるべきだったと、強く強く念じざるを得ない展開に、
ちきしょう、せがわまさきやりおるわい喃と感服しました(笑)。
