8/10


相変わらず、花山兄貴萌えの素晴らしい漫画です(笑)。
件名の言葉に代表されるように、
単身草食動物の世界に足を踏み入れた花山薫というライオンが、
その集団の中で暮らすというだけの話なわけです。
ただ、その暮らすという普通の行動が、
非常にユーモラスに映るのは面白いなーと毎回感心しています。


告白してきた女生徒に対して、極道と関わる事はよくないとか、
言葉を費やして説得するのではなく、直接的な行動で諦めさせる。
ただ、ポロリと漏れてしまった言葉。
前者から兄貴の優しさと、後者から年相応の繊細さが感じ取られて、
動き自体は少ないエピソードですが、この2巻で私が一番好きなお話だったりします。