:「九重霧の恋愛事情」(3話まで)

製作者   :alwさん
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2話
霧の側から過去へのアプローチをして、初恋の人を見つけ出す前半ストーリーから一転して、
道後島が現れなにやらキナ臭い雰囲気に。


過去の記憶を探り、初恋の人であるレキを徐々に探り当てて行き、
祇園会の事を知り、思い出を再構成していく辺りはドラマのような雰囲気で、
非常によい印象を受けました。
戦闘の途中、道後島が化けた警官が現れ、
霧を誘拐していく下りも、その前のちょっとした演出が綺麗に決まっていましたし。


道後島がいくつかの要求をつきつけ、
彼を捜し出して霧を奪還する事になりますが、気になる事が一つ。
和義ってどうやってレキを猫にしたんだろう(笑)。
3話で明らかになると信じて次へ行きます。


3話
2話の霧から過去へのアプローチをしたストーリーと一転して、
レキの側から彼の悔悟が多い過去への旅が始まります。
夢を持っていたけれど、その挫折と、新たな理想との出会い。
そしてその理想の変質と、信じていたものの瓦解。
その内容を、レキは猫仲間のジャッキーと足立に相談します。
この下りのジャッキーさんがかっこいい。イケメンすぎて惚れます(笑)。


ちょこちょこ姿を現していた、羽仁丸介入して一気に話が進みます。
なんか、wikiをよく読んでないけど、どこかで聞いたような能力だな彼。
こういう全てを見通している系の人って、想定外の事が起こると焦りまくる人と、
想定外の事が起こると喜ぶ人に分かれると思うのですが、彼は後者だったようで。
確かに、大体悪役が多かったので、印象はよくなりました(笑)。


レキが現れて霧を助け出し、戦闘は話を遮らない感じでいいです。
SRCでいわれる警句の一つに、「ストーリーの面白さ>戦闘難易度」というのがあって、
戦闘の難易度ばかりが高いと、ストーリーが面白くても途中で挫折してしまうので、
確かに決戦とかは難しくするべきでしょうが、そうでない状況説明のような戦闘の場合、
このくらいの難易度でいいのではないかと思います。


エピローグで霧に異変が起こり、九重ママンが娘救出に向かう所で終了。
あ、あんただったのか、猫にしたの(笑)。
し、しかしッ!! こ、ここで終わりなのか??( ̄□ ̄;)。
なんという生殺し。だがそれがいい……(笑)。


暑い中、グロッキー状態の私ですが、よく8月にシナリオ更新したなーと、
頭が下がる思いでおります。続きも頑張ってください(´ω`)。