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ドラゴンボールZ 神と神 [DVD]

７／１０

色々、批判があったので多少身構えて鑑賞しましたけども、
事前に考えていたよりは、面白かったです。
ビルス様を殺さなかった事や、悟空が勝てなかった事などに、
批判が集まっている部分があるようですが、私はこれでよかったと思います。

件名のビルス様の言葉には、ＤＢ世界の広がりを感じました。
悟空達がいるのが第７宇宙で、宇宙は１２も存在するという話は、
アメコミのようでＳＦチックで、私はとても好きですね。
子供っぽい所はあるけれども、神である以上、
山ちゃんの威厳ある部分と、プリンを求めて怒る部分の演じ分けが、
素晴らしかったです。

ベジータがかなりコメディチックに描かれていましたが、
今回、戦闘より先にストレスで胃が破裂しそうでした(笑)。
でもまぁ、ブルマがビルス様にビンタされた時、本心で叫んでて、
もう、本当に良き旦那になったんだなぁと優しい目で見ていました(笑)。

何より悟空が後半の非情な感じではなくて、優しさを持った悟空に戻っていて、
そこがとても嬉しかったと私は感じました。
「地球人が死んでもドラゴンボールで生き返らせればいい」
とか、後半の悟空って、はっきり言って私は嫌いです。
ピッコロ大魔王との戦いで死んだ亀仙人や、クリリンの死。
ベジータ襲来時の、多くの仲間の死に憤り、奮起した悟空はどこへ行ってしまったのかと。
長い年月かかりましたけど、コミカルで優しい悟空が戻って来てくれて、
私は本当に嬉しいと思いました。

……まぁ、スーパーサイヤ人ゴッドってのがちょっと微妙だったというか。
もうちょい、派手なエフェクトで盛り上げてもよかったんじゃないかと(笑)。