九龍の天使たち―シャドウラン4th Editionリプレイ (Role & Roll Books)
- 作者: 朱鷺田祐介
- 出版社/メーカー: 新紀元社
- 発売日: 2013/02/01
- メディア: 単行本
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6/10
シアトルにいられなくなった一行は一路香港へ。
香港の特異性、風水が生活の一部となった街は、
ところどころにドメインを持ち、ウォッチャーが使えなかったり……と、
興味深い地域性を見せてくれて、なかなか面白かったです。
ナニーとジルがイニシエーションを行って、
上位魔術を取ったり、銃技能パワーアップと楽しそうでなにより。
ただ、折角香港が舞台で、ジルがその土地に親和性が高く、
ノリノリで楽しんでいたのだから、
もっと彼女中心の話にしてあげてもよかったんじゃないかなぁと。
後半は以後関係性が強くなりそうなミスター・グリーン、
テクノマンサー事件によって世界的な弾圧が始まった瞬間に立ち会い、
テクノマンサーである鈴木さんがクローズアップされてしまっていたので。
ある意味、一番楽しそうにしてたので、ガンアデプトのライバルとか出して、
色々ちょっかいを入れても面白かったんじゃないですかね。
ガンフーの結社に入ったことですし。
次回は日本帝国にゆくようなので、この時代の日本がどうなっているのか、
ゆっくり見てみたいと思います。