:「仮面ライダー光Returns(3話まで)」

製作者   :もぐらさん(id:getamogura)
HP: http://d.hatena.ne.jp/getamogura/


1話
続きが来るとは思ってなかったのでびっくりしました(笑)。
仮面ライダー生活が板に付いてきた光がなかなか可愛いというか。
茶店で剣崎が出てくるシーンでお茶吹きました。
世間ではオンドゥルのネタキャラっぽく言われてる彼ですが、
人に戻れなくなった辺りや、人々の為に戦う精神はけっこう好きな主人公です。
あと、超全集にあるその後の剣崎の話がけっこう泣けます。


ガラケースマホの対比がストーリーに組み込まれていて、
便利なスマホのおかげで現代物って作りづらくなったよなぁ、
などと思いながら見ていました。


戦闘でダンボールっぽく置いてある所が基地の地形なので、
その上に陣取りたかったけども、ここは正面から戦うべきだろうと思って、
真正面から叩き伏せました(笑)。



2話
この事件の背景にあるものを考えると、
制御不能になったギリザメスを、ゴルゴムが監視しつつ使っていたのか?
完全にゴルゴムから逃れたギリザメスが、改造手術の後遺症で正気を失い、
かつて一番心に刻まれた無念の思いを果たすためだけに、
凶行に手を染めていたのか(戦闘員は騒ぎを聞きつけて来た)?
どちらにしろ、ギリザメスは報われないわけなのですが、
なぜ彼は仮面ライダーになれなかったのか。
この辺りは明確で、生前の怨念を自動リピートしてるような存在は、
「自らの意思でもって世界を良くしようと戦う人々」
という枠組みから外れてしまうわけで、
自分の意志で戦い、歯を食いしばって立ち続けるライダーには、
なれなかったんだと思います。


毎回、光がゴルゴムの仕業だっていう辺りが、スタジオでの光を見ると、
ノリノリで言ってるんだろうなというのが伺えていいですね(笑)。



3話
アイドルが殺される話で、もぐらさんとうとうモバマスアイドルを天へ還すのかと、
緊張しながらプレイしていましたが、さすがにそんな事はなかったです(笑)。
ストーリーの展開もよくて、戦闘でドラマチックな事が起こりました。
動けないしまうーを我慢かけたちゃんみおが一回庇う事になり、
まるで人形劇で動かしたような展開にびっくりしました。


以前、光が逃げて光太郎と話した場所にしまうーもいて、
そこで光としまうーが胸襟を開いて話すシーンは、
いる場所は違えども同じように戦い、
前に進む同士としてしまうーを一見助けたように見える光も、
心の糧を得て成長している感じがして、とても好きな下りです。
しかし、剣崎が本当にいい味出してて、雪降らせたのが最高に素晴らしかったです(笑)。


全編通して、楽しんで作っている事が伝わってきて、
そういうのがシナリオだよねと再確認しました。