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状況的には悪化しているかもしれませんが、
ふと目にしたアマゾンレビューで気になる事が書いてあったので、
大丈夫かなーと思ったら私的には大丈夫でした。
むしろ、ガギエル達からルラに主導権が移ったので、
安心して見ていられるというか(笑)。


今回は、むしろ綾香ちゃんの初めての国家運営(難易度ルナティック)が、
久々にプリベルっぽくて楽しく読ませて貰いました。
ルルイエの国民の海魔族は、正直、魔王軍がこうするという手法の方が、
迅速によい方向に進みそうな気がするのですが、
エリちゃんとクラスメイト達が考えてくれたやり方で、
いい方向へ向かっていきそうです。
まぁ、何度か問題は起こるでしょうが。
ちょっと前から出番が増えたカッツェさんが、今回でも色々と説明してくれて、
すっかり株が上がってしまいました(笑)。
ルルイエ出身ではないにしろ、海魔族っぽいので近い連中がご覧の有様の現状を、
彼がどう感じているのかは気になりますが、
タバコの紫煙がそれを表現しているのかなとは思っています。


天界もいい方向へ進みそうな感じがしたのですが、
やはり一波乱あって、新しい天使長ゼルエルとドーラが、
「なにか」を見せられたようです。
前天使長バルディエルが見せたそれは一体なんだったのか。
幾つか予想が立つのですが、前巻でアイヤーと思っていた部分が、
いい方向に進みつつあるので、次も楽しみにしたいと思っています。
一件、ルラの方と天界の話は別のように見えますが、
ゼルエル達が見せられた「なにか」で繋がっているような気がするのですが、さて。