シナリオ名 :ストレンジャー シスターズ・ノイズ(2話)
製作者   :philoさん
HP: 伯陽堂 http://homepage2.nifty.com/zhuang-zhou/




禁書目録原作でも、超電磁砲原作でも、美琴は一人でこの問題に立ち向かい、玉砕したわけです。
そして、上条さんがやってきて助けて貰いました。
禁書目録視点なら、上条さんが主人公なのでそれでいいわけです。
ただ、超電磁砲視点でいくと、どうなのかなぁと思っていました。
世に小説のコミカライズは幾らでもあり、その過半数が原作読者からすれば納得がいかないものです。
超電磁砲はかなりよくやっていると思いますし、ファンとして楽しませて貰っています。
ただ、やはり美琴が主役のストーリーなのに、と思う点はありました。
2話ではそこにメスを入れます。
まず、美琴が単独で動き回るのを辞めさせるために、
いままでのストレンジャーシリーズで知り合った仲間達が集い、組織的に行動を開始します。


原作の用に計画に荷担している研究所を片っ端から再起不能にしていきますが、
そこに精神的にも肉体的にも追い詰められる美琴の姿はなく、
禁書目録のヒロイン(救われる少女)の姿はなく、
仲間を信じて供に戦う超電磁砲のヒロイン(戦う少女)の姿があります。
こういうのを見たかった(`・ω・´)。


アイテム達のメンバーが出てきますが、こちらの数が多いので原作のような撤退をせずにすみます。
葉子が語っていた用に、一対一でアイテムを相手取ればどれだけ苦労したか分かりません。
そこは原作に詳しい所が載っていると思います。
今回は仲間の力を借りて戦った。スタンドプレーが好きな美琴が人の力を借りるという、
そこにある真の意味を少し理解してくれたようにも思えます。


エピローグでも反撃の狼煙があがりはじめましたが、
作中出てきたように利根川先生など、危険な名前がちらほらし始めました。
彼らがどう動き、どう立ち塞がるのか。それにどう立ち向かうのか。
じっくり見ていきたいと思います。