娘はケツを撃たれるわ、父親はアルツなんたらだ…俺もいろいろ大変で

溜め録りしていたナッシュ・ブリッジスを少しづつ見ています。

SICのベテラン刑事、ナッシュ・ブリッジス(CV.野沢那智氏)が毎回難事件を解決していく…というよくある話なのですが、彼が2度の離婚歴を持ち、前妻と娘との交流が普通に続いていたり、その娘を溺愛していたり、元海軍将校の父親がアルツハイマーで、彼と一緒に暮らしていたり、ナッシュの妹がレズビアンであったり…(笑)。まあ、いろいろ多様なアメリカの問題(多分)を含んで、単なる刑事物で終わらない人間ドラマとして仕上がっています。
ナッシュの親友の刑事である、ジョー・ドミンゲス(CV.青野武氏)がいい味を出しています。渋いナッシュとは対称的に、ややコミカルな外見のジョーなのですが、毎回儲け話やなにか新しい事業などが失敗して、物語のオチでナッシュに呆れられるギャグ担当をやっています。正直、第1話で撃たれてちょっと登場しなかったので、こんなおいしいキャラだったとは…(笑)。ナッシュの父親のニックと組んで、競馬馬を勝った話は最高でした。

そして、イチオシキャラはミシェル・チャン(CV.井上喜久子さん)。どこかの紙姉妹のような名前ですが、東洋系の美人で、いい感じの蹴りを放ちます(笑)。行動も言動も勝ち気な態度も大好きなので、出てくるだけで嬉しいですね(笑)。

そういえば、ナッシュ・ブリッジスってアメリカではどういう位置なんでしょう。はぐれ刑事純情派なのか、はみだし刑事なのか、さすらい刑事なのか…(笑)。