上様、お任せ下さい。犬の体臭を追うのです!

暴れん坊将軍のお庭番忍者、左源太さんのお言葉なのですが…。
……いや…確かに犬は独特の犬臭さがあるのですけど、体臭を追うといいつつ、犬を視認してぴったりと尾行する左源太さんに、燃えるものがあります(笑)。しかも話の中枢に関係なかったし…(笑)。江戸庶民に不審な目で見つめられながら、真摯に任務を遂行する左源太さんにはなにやらほろりとさせるものすらあります…。でも、私が憶えている最後のお庭番は、隼人さんという方なので、左源太さんは恐らく殉職されているはず。寂しいかぎりです…。

まつけんサンバで広く知られるようになった、松平健さん=暴れん坊将軍徳川吉宗ですが、久々に初期暴れん坊将軍が再放送されているというので録画してみてみたのですが、皆さん若い…(笑)。北村総一朗さんが若年寄に騙される旗本役で登場してましたが、肌に艶があります(笑)。この頃から、「俺は天下の風来坊、徳田新之助」と名乗っているのですが、結局最後のシリーズまで同じ名乗りをしてたんですよね。松平さんが40歳になるくらいまで…(笑)。40歳で風来坊ってのは、流石にどうかと思いますが(笑)。

で…常々疑問に思っていたのですが、老中とか奉行とか若年寄とか幕閣の重鎮たちが汚職や不正しまくっていて、一シリーズ毎にかなりの人数をあの世に送っているのですが…半年くらいすると最初に上様に殺された、勘定奉行の役職の方が、また悪いことしてたりするんですよね(笑)。これって、前任者の勘定奉行が、汚職天誅喰らった事を知らないで罪を犯したのでしょうか。これについてちょっと思うことがあるのですが…。

実は上様黒幕説(笑)。上様が重鎮たちを選ぶときに、「某は役職に一心に取り組み、幕府の鼎を…云々」という真面目な人は落として(笑)、「仕事は…適当にやります。賄賂…貰っちゃうかも☆」のような人を登用して、悪事を為すのを待って…上様が自ら(滅多に手を下しませんが)天誅喰らわすのではないでしょうか、気晴らしとして(笑)。いや…まぁ…なんていうか…タイミング良すぎるなぁ…といつも思うので(笑)。

でも、最近の妙に画面が明るくて綺麗な時代劇よりも、はっちゃけている分非常に面白いです。サブちゃんの男気にも惚れますし(笑)。松平さんも格好いいのですが、火消し道具で刀抜いた用心棒をあしらうめ組の頭、辰五郎の立ち回りは、あまりにもヒロイックな映像で、サブちゃんのプロモーションビデオかと思ってしまうほどに、オーラ出てます(笑)。時代劇に触れたことの無い方も、このシリーズは平易な言葉で分かり易い物語展開なので、興味があればご覧になられることをお奨めします。