SEEDデスティニー「悪夢」

細かいことは後で述べますが、とりあえずシンを褒めてあげたいと思います。
「よーしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよし」
ほら、褒美の角砂糖だ(笑)。ってくらい、晴れやかな気分です。

ぶっちゃけ、レイとコンピューターでシミュレーションしたことは、それほど役に立っていませんでしたし、タリア艦長は分析なんかしなくても、「あの艦は直撃はしない」と知っていましたからね(笑)。まあ、シンには突っ込みません。恐らくキラは生きているでしょうから、復活したとしても、もう一度地獄へ叩き込んであげてください。人気無くても、キラと戦い続ける暗黒面ダークサイドの戦士であり続けるのなら、私は彼を応援し続けます(笑)。

−追記−
ちょっと、物量作戦だとか卑怯だとか言われているのを目にしたので、それに対して書いておきたいと思います。シンの行動はその点ではなくて、もっと別の角度からの正統な非難があるべきですから(笑)。まず、卑怯という点ですが、キラはすでに連合とプラントで結ばれたユニウス条約を破っています。「MSへの搭載を含む、ニュートロンジャマーキャンセラーの軍事利用制限」という項目に違反していますし、中立国であるオーブにフリーダムを隠してきました。これも、かなり外交的に問題があります。もっと言ってしまえば、AAは所属不明艦です。フリーダムも同様に(笑)。そんな戦力が、うろうろされては落ち着いて戦争もできません。さらに言えば、AAとフリーダムをザフトが撃たねばならない状況にしたのは、いたずらに(まさしく)戦争に介入してくる彼らに原因があります。思想を明確に表明しないAAこそ、卑怯であるといえるのではないでしょうか(笑)。
一方、物量作戦というのは、ザクの一個中隊でも連れてきたならそうも言えると思うんですが、シルエットシステムを効果的に使っただけじゃないですか。で、これもユニウス条約なのですが、MSは保有台数を制限されているので(どこまで拘束性があるか疑問ですが)、様々な形態に換装できるMS(ザクのウィザードシステム、インパルスのシルエットシステム)が開発されたわけで、実際、ザクがガナー・スラッシュ・ブレイズに換装したとしても、それで3機存在するとは言われていないのです。つまり、インパルスはフォース・ソードとシルエットシステムを駆使しただけで、あれでフリーダムと2体1の戦いとか言われても…ねぇ…(笑)。でも、そういう変わった視点(少なくとも私には卑怯とか物量作戦という非難は思いつかなかった)があるのだと言うことに、感心しました。なんとなく、新しいスキルを手に入れた感じがします(笑)。

なんか、下の文章に反する気がしてきたので、この辺りでやめておきますか…。

−追記終わり−

今回もかなり突っ込み所満載なのですが、幾つか気になった点をあげて見たいと思います。



・先週の議長の演説が議会や軍上層部と協議したものではなかった。
ということは、議長独自にスタジオとか持っているのですか(笑)。あれだけの全地球規模の放送をするのなら、かなりの下準備が必要だと思うんですが、あっさりやってましたよね。ま、それはともかくとして、政治家というのはメンツを潰される事が大嫌いです。そんな政治家たちを無視して、独断で放送してしまった議長に非難が集中するのですが、皆、後であっさり納得してしまいます(笑)。でも、これって順番が逆ですよね。まず、議会にかけて承認がでなかったから、演説を強行しるけれど、地球各地の民意の高まりから事後承諾で認めさせる。…こうじゃないですかね。じゃないと、この議長の独断ってかなり、後々、政治的に響くと思うのですが。

・タリア艦長がアークエンジェルに拘るわけ
特に接点が無いのに、あの人好意的ですよね。ハイネが死んだ戦いでは、タンホイザー破壊されていますし、どの陣営にも属していない強力なMSを搭載した、「戦場のお邪魔むし」であるアークエンジェルに好意的である理由が見あたらないのです。西村氏が演じたザフトの白服のオヂサマは、ちょっと悪人面でしたけど、かなりまともな発言しています。タリア艦長だけでなく、ザフト軍部一致した見解でアークエンジェルを落とす作戦であるというのに、タリア艦長のせいで作戦そのものが危うくなってしまったのですし。私は録画した放送を、大まかに目を通してきたはずなのですが、タリア艦長がアークエンジェルにあそこまで好意的な理由となるようなエピソードがあったのでしょうか。識者の方がいらっしゃったら、書き込んで説明いただけると、愚鈍な私もこの難解なストーリーを理解しやすくなるかと思いますので、心辺りのある方は、どうぞ書き込んで下さい。

…なんか、もっと突っ込みどころあるのですが、それは…止めておきます。紙面尽きますし(笑)。


以下妄想+某映画のネタバレが入っているので、読むときはお覚悟を(笑)。

SWにおいて、後のダース・ヴェイダーこと、アナキン・スカイウィーカーが最終的に暗黒面へ最終的に傾くのは、アミダラの命を救うためです。パルパティーンからダークサイドに伝わる生命の秘宝を示され、このままでは長く持たないアミダラを助けたいがため…という動機があるのです。これをシンに当てはめると、ステラが死んでいなかった場合、延命するために、連合へ下ったシンは、キラを倒すため、強化人間たちの薬を打って、さらにハイパー薬中コーディネイターとして身体がボロボロになりながら、戦場で戦うようなハートフルストーリー…。涙を誘う、展開が期待できたら、私の中でSEEDデスティニーは殿堂入りしたのですけどねぇ(笑)。