坊ちゃんとひかり、ファーストインプレッション。…世界が迷路に包まれたり(笑)、
今回、ビブリス姉さんに、「あの方をずっと閉じこめておけるわけもない」と坊ちゃんの外出を許可したサーキュラス様。実は、昼間っからタキシード姿で坊ちゃんをエスコートする彼を期待したのは、私だけではないはず(笑)。
とりあえず、今回は、「何をしたのだ？」＆「何かがおかしい。こんなはずでは…」というサーキュラス様の言葉から、ちょっといろいろ想像してみたいと思います。
「何をしたのだ？」
これはひかりに対して放った言葉なのですが、あの世界が止まって迷路状になる現象は、ザケンナーが出現して、世界が静止して、光の力ｏｒ闇の力を強く秘めた存在以外、活動できない状況に似ています。ただ、あそこまで世界が変容してしまうことは、かつてありませんでした。完全な別空間(ポイズニー姐さんの、鏡の世界。ジュナとレギーネの作りだした暗黒空間)へ転移させたことや、ドツクゾーンなどの別世界に場所を動かした事はありましたが。つまり、サーキュラスの考えでは、通所の闇の力が世界を覆ったような、現象で留まると予測していたと言うことです。だからこそ、世界が変容したあの現象に、彼は驚愕したわけです。
「何かがおかしい。こんなはずでは…」
世界の変容に驚愕したサーキュラスが、次に紡いだ言葉がこれです。ビブリスとの会話から、坊ちゃんの覚醒のきっかけになれば、という目論見があってサーキュラスが外出を許可したことがわかりますが、まさかひかりと出会って、あんな不思議空間を展開するとは思ってもみなかったのでしょう(笑)。来週になればわかると思うのですが、今回のあの坊ちゃんの力の放出は、サーキュラスが事前に想定していた、覚醒の兆候ではなかったわけです。
ＯＰというのはイメージ映像なので、参考にならないことが多いのですが、大気圏外からジャアクキングの腕が伸びている事を考えれば、そのような現象が覚醒の兆候なのではないでしょうか…？
ところで、大輝が河原で拾ってひかりにあげた石ですけど、最初、川で流れていくうちに角が取れて丸くなったガラスかと思ってましたよ(笑)。何かの結晶が上流から流れてきたんでしょうかねー。
中の人つながりで思いついたネタ
「シン……私、妊娠してるの…。私は、どうすれば…」
「喜べばいいんのさ、ルナマリア。これまで以上に、俺は、君を守る！*1」
「ルナマリアが…出産で死ぬ夢を見ました。俺は、彼女を助けたいんです！」
「ならば、戦うことだ、シン。君は愛する女性と、新しい家族を守りたいのだろう？」
「ですが、議長。オーブは、ロゴスではありません」
「新たなロゴスだ。先の大戦のおり、戦局を左右したＰＳ装甲を持ったＭＳ。それを生み出したのは彼らの技術力だ。放っておけば、いずれオーブという皮を被った、新たなロゴスとなり果てるだろう」
「……」
「それにシン。オーブは君にとって、まったくの罪なきものとはいえないのではないか？君の家族を奪ったのは、彼らオーブの指導者達の政治的な怠惰によるものだ。そんな愚行を繰り返させていいのだろうか？」
「…くっ……マユ…。いいえ。そんなことは、絶対にさせない！ …いえ、させません！」
「結構。大いに結構だ、シン。君には力がある。だから、私はその力を存分に発揮できる、あらたな器を用意しよう。それを使って、世界に恒久的な平和*2をもたらしてくれたまえ…。君には期待しているよ、シン・アスカ…」
とりあえず、ルナマリアとシンの関係を印象づけるには、第１クールに溯って、無茶な事をするシンについて文句を言っているルナマリアの発言を、「文句をいいつつも、友達として放っておけない。できれば助けたい」というように修正するところから始める必要がありそうです(笑)。
シン・アスカを闇に染めることは簡単なんですよねー。ルナマリアにひかれつつ、ステラにも心を移すシン。で、そんな中、ステラがマユのように死んでいく。で、傷心のシンとルナマリア(基本的に彼寄りに行動してきたルナマリアを用意しないといけませんが)が、関係を持ってその愛情が、シンにとって希望となるわけです。で、それが無くなるとなれば、シンは必死で戦うでしょう。相手が誰であっても(笑)。ただ、彼を闇の中で際立たせるには、光が不可欠なのですが、ラクス・クラインのような扇動者には、逆にさらに濃い闇と腐臭がつきまってしまいます。キラ・ヤマトは…あまりにも中庸すぎて…というか、物凄い不安定な中庸で、自身に芯がなく、振り子のようにその時の気分で、白に近い灰色にも、黒に近い灰色にも、発言を翻す人物なので、彼も使えない(笑)。
ただ、シンが堕ちていく様を描くとしても、彼が視聴者に好かれている必要があるんですよね。だって、好かれていない、皆に心配もされていないキャラが、どうなっても誰も気にしないでしょう(笑)？
まぁ、戯れ言です。ええ、戯れ言ですとも(笑)
