ガブリエラ戦記II 白兎騎士団の強敵 (ファミ通文庫)

ガブリエラ戦記II 白兎騎士団の強敵 (ファミ通文庫)


7/10



今回は、というか今回も奇策を弄して敵軍を出し抜いて、勝利を得た白兎騎士団。
ただ、その勝利自体が、次の戦いの呼び水となり、
勝利で得た城がまた、ピンチを招く要因にもなってしまう辺り面白かったです。
敵の軍師アリアンレイと、ガブリエラの奇策対決になると、
予想がつかなくていいかなーと。一見、どーすんのよ、その作戦?
ってくらい無茶な作戦で、終わってみると面白い結果がもたらされているような。
大規模な戦いになると犠牲者でそうでおっかないんですよね。
その辺り、舞阪先生はどう落とすのか。
あんまり、メインキャラ死ななすぎるのも戦記物としておかしいので。
どちらかというと、大規模戦闘で人死にが白兎からでるのがやばいなら、
早々に状況を膠着させて、状況を打開するためのスパイ合戦とか、
そういう小規模な戦い単位に移行すると、人死にでなくても済みそうな気がしますが。


くろぬこの人達もラストで出てきましたし。さて、どうなりますか?


イラストの方が代われたので、みんなどんな顔になったのか掴みづらかったのですが、
今回からキャラクター紹介ページに、○のなかに顔がある、まあ、卒業式休んだ人みたいな(笑)、
感じのものが掲載されるようになって、非常に助かりました。
あと、巻末の大盾や投石器とか、イラストがあって、ある程度想像通りだったり、
まったく違ったりしてその違いがけっこう面白かったので、
こういう付録は余裕があればやっていただけると嬉しいです。


取りあえず、幼童趣味だとか言われつつ、彼氏持ちであることをアピールするジアンが可愛かったです。
ジアン、可愛いよジアン(*´д`*)ハァハァ。