メイド刑事

読後すぐの感想は、「ああ、なるほど。確かにスケバン刑事だ(笑)」という感じでしょうか。早見先生もそれを狙って書かれた話のようですから、まんまと作者の意図どおりにストーリーを楽しんでしまったのでしょうね。実際、リアルでスケバン刑事をTVで視聴して、和田慎司先生の漫画も読んだ身としては、なんかこう…懐かしくて懐かしくて(笑)。先日、ファイブスター物語の感想でも書いたのですが、何か自由自由と嘯いているキャラクターよりも、過去の苦い思い出を引きずって、様々な傍目からは自由とは思えない生活を送っている葵が、非常に自由に生きているように見えるのは、私だけでしょうか。

ところで、ニキータは葵が派遣される先々に居て、協力し、時には刃を交える関係だと面白いですよね(笑)。