- 作者: ジョスウェドン,ジョンカサディ,石川裕人
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2010/04/30
- メディア: 大型本
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評価 8/10
ミュータント治療の特効薬キュア。
ミュータントは病気だというふれこみで、薬で治せるという事に歓喜するミュータント達だが……。
酷い話でした。いや、面白かったんですが、
内容的にとても酷い話でした。
X−MENは今回のように、持ち上げて落とす、希望を持たせて絶望させるっていう展開が多いので、
そりゃ、サイクロップスも心が折れるわけです。
ミュータントでビームやら炎を撃つけど、外見が変わらない人達は幸福です。
ビースト、ナイトクローラー、ソウロンなど他にも多数いますが、
異形になってしまった者達は本当に不幸です。
まず、その外見で忌避されてしまうのですから。
今回の話の内容自体はだいたい知っていたのですが、翻訳されてミュータント差別の言葉を日本語で見ると、
心が本当に痛みます。 Get out here!!とか、Mutant Die!!とか英語で見てるとそれほどじゃないんですが、
やっぱり日本語で罵られているのは、精神的に辛いです。
かなり気になる辺りで終わっているので、是非とも続刊を出して頂きたいです。
ある程度自分で訳して読んでいたりするんですが、細かいニュアンスがやっぱり違ってたりするので。
……でるといいなぁ(笑)。