ニューアベンジャーズ:ブレイクアウト

ニューアベンジャーズ:ブレイクアウト

  • 作者: ブライアンマイケルベンディス,ャスダ・シゲル
  • 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
  • 発売日: 2010/05/29
  • メディア: 大型本
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評価 8/10



簡単に言うと、スカーレットウィッチが狂ってしまって、
メンバーを殺害し、半壊して解散してしまったアベンジャーズを、
再結成するお話です。


事の始まりは、ライカーズアイランド重犯罪刑務所の、最高警備施設で起こります。
簡単に言うと、アメコミのヴィラン(悪役)やらミュータントを閉じ込めておく場所です。
ビーム撃ったり、ハイテクアーマー着込んだりする連中なので、
その辺りはちゃんと能力を制限されたりしています。
こういう施設の無敵っぷりと、最高の警備レベルを偉そうにベラベラしゃべり始めると、
絶対にそれが破られるなーと思っていたら、案の定(笑)。
居合わせた、ルーク・ケイジや、遠くから見て駆けつけたスパイディー、
救援にやってきたアイアンマンとキャプテン・アメリカ
それに、デアデビル、スパイダーウーマン達。
彼らの奮戦空しく、100人の脱走者のうち、40人以上が逃げてしまいます。


この事件を受けて、キャプテン・アメリカが、アベンジャーズの再結成を提案します。
やはり、ヒーロー単独で戦うより、何人か集まって戦う事の有利さと意義を、
先日の戦いで思い出したようです。
この後、昨日一緒に戦った人達を、一人一人訪問して勧誘していきます。
……キャップが勧誘してくれるなんて……(*´д`*)ハァハァ
という感じなのですが、デアデビル以外みながアベンジャーズ参加を快諾してくれます。
デアデビルはどうも、色々と複雑な事情を抱えている事もあるんでしょうかね。


そして、社長も事業の失敗か、
差し押さえにあったのか(私の知識は飛び飛びなので定かじゃないです)、
金が無い、金が無いとぼやいているのが、妙に新鮮だったりします。
まあ、その割には、スタークタワーとか、
自分の名前がついたビルをきっちり所有してるんですが。


新チームでサベッジランドへ行くのですが、もう何年暮らしてるんだ、
ブレインチャイルドと言いたくなるくらい、
相変わらずのソウロンとかサベッジな方々が暮らしていて、心が和みました(笑)。
彼ら、もうサベッジランドから出るつもり無いだろう、と。
そこでウルヴァリンがケダモノになっていたので、いつも通り殴って正気を取り戻させて、
捕まったらみんな全裸で吊されて……(*´д`*)ハァハァ、
どうやら悪の組織になったS.H.I.E.L.D.が、最後に登場して脅して帰り、
かなりの謎がそのままに終わりました。一応、この話からかなり先の方は知ってるのですが、
色々気になる部分が多くて楽しみです。
……ただ、ちゃんと続刊が出るかどうかが、恐ろしいですが。


初見の方や、アイアンマンの映画でアメコミが気にかかった方は、ちょっと値段は張りますが、
買って損はないと思います。作中の用語や、「〜って事があった」みたいな会話は、
別紙が封入されていて、きちんと説明されていますから。


取りあえず、スパイダーウーマンのおっぱいがやばいです。
エロイな(*´д`*)ハァハァ。