ケーブル&デッドプール:青の洗礼 (MARVEL)

ケーブル&デッドプール:青の洗礼 (MARVEL)


7/10





デッドプールは顔の広いヒーローで、様々な場所に姿を現します。
というか、最初はヴィランだったので悪役にも顔が利きますが。
ウルヴァリンとも古い馴染みで(ウルヴァリンのヒーリングファクター再現手術でデップーはああなりました)すし、
タスクマスターというヴィランとも縁深く、スパイディの事は一方的に好きで、
X−MENに入りたがっている(なにするか分からないから拒否されている)まぁ、奇人です(笑)。
なので、なかなか固定の相棒というのが居づらいのですが、
ケーブル&デッドプールとあるようにデップーはケーブルと組む事が多くなっています。
ケーブルというのも設定の入り組んだミュータントであり、
X−MENサイクロプスジーン・グレイのクローンとの子供であり、
アポカリプスによって機械に置き換えられるテクノオーガニックウィルスを埋め込まれ、
治療の為に未来へ送り出された人物です。
日本でいうなら、DBの未来から来たトランクスみたいなポジションだというと分かり易いでしょうか。
ケーブルのいる未来世界が荒廃した世界の為、日々生きる事がサバイバルだったりします。
なので、近年は丸くなりましたが、悪い意味でのターミネーターみたいな人で、
悪い意味での常在戦場タイプで、人の迷惑を考えない人でした。
まぁ、近年ソフトになってきました。あと、ようやく空気を読むスキルを得ました(笑)。


そのデップーとケーブルのコンビのシリーズは、以前から話だけ聞いていたのですが、
非常に読んでみたくてたまりませんでした。
読んだ感じは……まぁ、最初の話だからこんなもんかなってくらいで、
ケーブルはもっと無茶してもいいですし、デップーはもっとアホやってもいいかなと。
その辺りのポジション取りが安定すればもっと面白くなるんでしょうが。
ちなみに、ケーブルは最強クラスのサイコキネシスを持っていますが、
自身の身体のテクノオーガニックウィルスを抑え込むため、殆どサイコキネシスを使えない設定になっています。
ただ、作中では自在に使っているので、なにか事件があって使えるようになったのでしょう。
そのせいか、くっそ強いです(笑)。