ナポレオン 5―獅子の時代 (ヤングキングコミックス)作者: 長谷川哲也出版社/メーカー: 少年画報社発売日: 2006/03/27メディア: コミック購入: 3人 クリック: 25回この商品を含むブログ (26件) を見る


ああ、私の中で、ナポレオンが終わった(笑)。
史上最強の童貞こと、ロベスピエール死すッ!!!ちょ…クートンの車椅子は大砲が仕込まれているし、彼自身も二丁拳銃で鬼神のごとき活躍っぷりだし、ビバフランス(笑)。そんな派手な展開とは対象的に、ロベスピエールの最後は悲しいものでしたね…。彼は恐怖政治を目指したわけではなく、平等な世界を夢見た理想のために現実をまい進できる人間だったわけです。ただ、理想の絵図面を見て、その美しさを理解しているのは、サン・ジュストクートンといった限られた人間だけで、他の議員たちは現実において、まさしく強権を以ってして体制を破壊し、急激な変革を続けるロードローラーのようなロベスピエールしか見えていないわけです。ここに、溝ができてしまうのですよね…。マラーが生きていて、そりが合わないけど尊敬しあっていたダントンとロベスピエールを上手くまとめあげていたら、革命はよりよく進んでいったかもしれませんが、歴史にIFは禁物ですね。しかし、世界史の教科書にグラサンかけて「全員死刑」って言っているロベスピエール肖像画を載せたら、もっと歴史が好きになる学生が増える気がします。…私だけかな(笑)。

なんか、気が抜けてしまったですねー。あまり続きに興味がわかなくなってきた(笑)。早くダヴー元帥登場しないかな。あ、再登場したときは元帥じゃないか(笑)。