シナリオ名 :魔神王の娘 (28話)
製作者   :philoさん
HP    :伯陽堂 http://homepage2.nifty.com/zhuang-zhou/



闇市一斉検挙が開始されました。
なずなちゃんたち、捕まっている人達はそれに呼応して内部から脱出を図ります。


遊撃分隊、遊撃隊、武侠連がそれぞれに働いているようで、
スポットが当たっている遊撃分隊とクレーメ達は意気軒昂、
井上さん辺りの話も、ここで決着がついてしまうのでしょうか。


なずなちゃん達が、斬山きゅんに追いつかれて戦闘開始。
取りあえず、マップを見ます。あ……基地がある。
画面右下まで猛ダッシュ。その間に、遊撃分隊がやってきて、
高田九郎太が現れて、騎士団の遊撃隊がやってきて、
武侠連がやってくると、偉いことになっています(笑)。


それぞれの増援について話すと、遊撃分隊の増援でなずなちゃん達が活気づき、
高田九郎太の襲来で一見すると状況が悪くなったように見えますが、
その後の騎士団の遊撃隊の登場でさらに逆転。
しかも、高田を罠にはめるために、わざと情報を流したという事が出てきて、
そろそろ状況が固まるかなーと思った頃に、武侠連がだめ押しでやってきます(笑)。
もう、なずなちゃん達が逃げた段階で、チェックメイト状態だったんだなぁ、と。


で、その、武侠連がやってくる頃には、かなり形勢はこちらに傾いてしまっているので、
因縁がありそうな相手と戦わせるのが難しかったです(笑)。
高田、井上さんがとっつかまり、今回の闇市襲撃は大成功に終わったと言っていいでしょう。
なにやら、痛そうな死を迎えた斬山の死が、クレーメに影響を及ぼしているようですが。


エピローグでは、城島・遠藤の二人が今後について話し合っていますが、
まあ、状況は芳しくありません。そこへ、アンダーカヴァーズが現れ、
状況好転のきっかけを与えてくれるようですが、なんかそれにしがみつくことが、
彼らの最後になりそうな印象を受けてしまいます(笑)。


姫士組での会議の中で、先日の生徒会戦争で隙を突かれた事への反省を述べたり、
騎士団とのわだかまりを解いて、協力して戦おうという話会いをしており、
なかなか有意義に進んでいます。
騎士団の方も、今回の闇市の一件で、城島派弾劾へ向かうことになるでしょうし。
まあ、協力して戦う辺りで、アンダーカヴァーズが何かしてきそうな気がしますが(笑)。


食事中のクレーメが、斬山の死の影響を受けて、気分を悪くしています。
初めて人の死に遭遇してしまった、それも穏やかならざる死だったので、
無理からぬ事ではないかと思いますが。
こういう事を積み重ねて行くことで、成長していくのだと思います。


モア・ドリームとの生徒会戦争以降、一気に情勢が動き始めてきました。
それだけ、あらゆる事の契機になる転換点だったのでしょうが、
思った以上に有利に進んでいるので、心配になってきます(笑)。
高潔な人間は、邪悪な人間の欲求が見えにくいものです。
賢い人間は、愚かな人間の、愚かさゆえの行動が理解できなかったりします。
感情を抑制できる人間は、感情のままに動く人間を、推し量れないことがあります。
まあ、そんな感じで、思いも寄らない所から、なにか起こるんじゃないかと。
通常の損得の外にいるような連中がいるわけですから(笑)。


それでは、次回更新もまったり待たせて頂きます。