- 作者: ロジャー・ラングリッジ,クリス・サムニー,石川裕人,御代しおり
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2011/06/30
- メディア: 単行本
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9/10
これ、すごく取っつき難いかもしれません。
絵柄が、古い感じがするんですよね。ただ、そこにめげないで読んでいって欲しいんです。
アメコミって、ウォッチメンやダークナイト以降、暗い話が多いんですよね。
全てがそうではないんですが、こう、脳天気にヒーローが誰かを助ける話とか、
街のみんなと仲良くするような話が読みたいじゃないですか。
そういう、懐かしい、古き良きアメコミを彷彿とさせてくれます。
ソーがアースガルドの言葉だと、我とか古語っぽい喋り方なのに、
英語だと一人称僕っていう所が萌えすぎて、可愛いすぎて、
途中で萌え死ぬ所でした(笑)。
それはともかく、この温かい感じのお話が打ち切りになってしまう所が、
現在のアメコミのストーリーの需要が、インパクトと死などに傾いているんだなーと
思って、ちょっと哀しくなってしまいました。