キャプテン・アメリカ:ロード・トゥ・リボーン (MARVEL)

キャプテン・アメリカ:ロード・トゥ・リボーン (MARVEL)


8/10




キャプテン・アメリカ誕生から現在に至るまでの、長い長い歴史を追っていく物語です。
様々な角度から、二代目キャプテン・アメリカとなったバッキーの物語や、
大戦中の偽キャップや、黒人超人兵士さんやら、
ヒーローズ・リボーン以来消息不明(私が知らなかっただけですが)だったリッキー・バーンズ。
だけかと思ったら、シヴィル・ウォーで命を落としたキャップの遺品オークションで、
彼に世話になった人や同僚が彼を偲んで競り落とすシーンがあったかと思うと、
キャップ弾劾と売上の為に遺品を競り落とそうとする守銭奴のシーンがあって、
キャプテン・アメリカの死を数多くの視点から見ていて、かなり興味深かったです。


シークレット・インベージョンの後の話が敢行されてないのに、
すでにオズボーンがパトリオットとして、ダーク・アベンジャーズを率いているので(笑)、
そこにちょっと違和感を覚える人もいると思いますが、
オズボーンがキャップへ弔事を述べてるシーンでは、バッキーやアベンジャーズと同じ気持ちになりました。
TFのクリフの言葉を借りれば、「あのオズボーンのしたり顔を殴りつけてやりたいですね、コンボイ司令」
といった所でしょうか。


キャップが無事で復帰するという話は知っているのですが、
バッキーがどうなったか分からない(私が知らないんですが)ので、
これって日本だったら、
「今夜は、君と私でダブルキャプテン・アメリカだな」
とピンチのバッキーを救うキャップのシーンが来そうな気がするんですが、
そういうサプライズ待っていいんですかね(笑)。


ダーク・アベンジャーズの刊行が決まっているそうなので、
そちらを楽しみにしております。
キャップのシーンではイラッとしましたが、オズボーンのダベンジャーズの仕事は、
初期の段階ではけっこう面白いので、早く読みたいですね(*´д`*)ハァハァ。